振り向きつつ
どうもこんにちわ。マジなガリ勉になってしまっているがわゆーです。今回は、前の続き(？)を話していきたいと思います。ていうかいつもの病み回です。
強いとは、なんなんでしょう？？
考えてみて、意外とすぐに答えが浮かばないのがこの問いです。部活で優秀な成績を収めた、学力が高い、カリスマ性がある、色々な『強い』が有ると思います。しかし、本当に強い人というのは、
『何ごとにも必死に努力して、何も考えずひたすら努力して、失敗を味わって、それでも少しずつ進んできた』人を指すのだと肌で感じました。
僕は正直、高校に入ってから、自分でも部活と勉強の両立が割とできていた方だと思います。そつなく勉強して、そつなく部活して、決して極まってなどいないものの、どれもまあまあな結果を残してこれたと思います。ですが、それに対する慢心と、自分のとてつもなくねじ曲がった性格から、
僕は次第に、本能的に人のあらばかり探しては、見下すようになってしまいました。そして、自分がまるで世界の中心かのように振る舞い、『俺が正しい。俺ならやれる。いつかやれる。部活も、、、勉強も、、、恋愛も』と、努力を怠って過去の成績に浸る自分が気付けばそこにいました。
そして、なんでも自分中心に回っていた僕の、僕が作り上げた、妄想という名の理想郷は、徐々に崩れ落ちていきます。
文化祭でクラスの劇に壊滅的な打撃を与えてしまいました。当たり前ですが次第に孤立していきました。団リーダーに得票数わずか1票で落ちました。6年間やってきたテニスも最後の最後で2回戦敗退でした。そして体育大会……
もう今でも後悔と虚無感が脳内を回っています。
本当に誰とも話す気力がなくなり、昼休みも一人で自習室へ行き、ノートを開いては、ボーッとして、
また戻って授業受けて、家に帰って、寝て、起きて、、、の生活を無限に繰り返す植物のような人間になっています。そして、この状況になったのは全て自分の責任なのに、他人を責めたくなるような謎の念が頭にこびりついています。もう意味が分かりません。
一方で、本当に強い人は、僕とはまるで正反対で、努力を重ね、どんなことにも全力で取り組める、根気、そしてうまくいくカリスマ性というものを持っています。そして本当に成功するのです。
放課後自習室へ行くと、例の完璧なイケメンが、学力にしか力を注いでいないはずの僕より、早く来て、勉強しているのです。かたやただのゴミガリ勉、かたやそのガリ勉より努力するイケメンで運動神経抜群で性格もいい慕われる応援団長、もう笑えてきますよね笑。
何事にも努力できる姿勢があれば、もっと輝けたのかなと、やはり今になって後悔するのです。
今日も、2人は、放課後、残っているようでした。
あの人が、こんな僕に捕まえられなくて、本当に良かったと思います。 もし億が一そうなっていたら、僕は確実に不幸にしてしまっていたと思います。何しろこんな人間ですから。
ありがとうイケメン、おめでとう、
振り向きつつ、僕は歩いてく、雨の中を、日差しの中を、闇の中を、思い出の中を
